きらきら星、弾けんの!?

その日は突然やってきました。

ふと気付くとあやさんがキーボードできらきら星を弾いています。ガイドなしで!眼と耳を疑いました。

 

どうやらガイド機能で遊んでる間にガイドなしでも弾けるようになったようです。

 

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こんな機能で身につくわけねーじゃんと高をくくっていたのですが、身についちゃうんですねぇ。この機能を作った人、俺が悪かった。

 

そこでどれくらい分かってるのか、標準鍵盤のキーボード(もちろん鍵盤に絵などない)を前に同じ事をやらせたところリズム以外は全くデタラメだったので、「ドドソソララソ」を「アンパン・アンパン・ドキン・ドキン・バイキン・バイキン・ドキン(延ばす)」のように置き換えて暗記しているようです。それはそれですごいな。子どもの認識って面白いですね。

 

でもそれが出来るのならと、

 

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キーボードの方には「どれみ」を書いて「ドドソソララソ」を教えてみました。すると、わりとすんなりワンコーラス弾いています。詰まった時に手助けするつもりで弾いたりすると怒るんですが、「これ?」って顔をしたときに「それ」って言うと納得して弾き続けます。そういえば人にモノを教える時ってそうですよね。答えを教えても成長しないけど、答えが合ってるかどうか聞かれた時に間違ってるよと教えると身につく。教えてる親にそのことを教えるとは、お前なかなかやるな。

 

が、オクターブの高い「ド」のところで下の「ド」に戻ったり、明らかに高い音に移るという時に指が左側に動いたりするので、「音の高さ」の概念を認識しているわけではなさそうです。

 

そうなると、やっぱり「高低」という概念は分かってたほうがやりやすいので教えたくなってきますね。さてどう教えよう。「リズム」は「押すタイミングで再現出来る」ことはなぜか勝手に体得しているようだから不思議なものです。

 

ちなみにこの休日にトライさせたのは「きらきら星」と「カエルの歌」と「チューリップ」。それから「アンパンマンのマーチ」を弾いてあげたところ、ビビッドに反応して「やる」っていうのでそれも少し練習しました。いきなり難しすぎなんで覚えさせるつもりじゃなかったんですけどやぶ蛇でした。アンパンマンはシャープを使わないように弾くと高い「ミ」からはじめることになり少しややこしいので、1オクターブ高い音には「◯」をつけてみました。ついでに低い音には「□」を。これで分かるかなー。

 

しかし鍵盤に書かれたキャラで弾き分けているとすると、「この音は何マン?」みたいなクイズをやってたら絶対音感なんかが身についたりして、なんて夢を見てしまいます。鍵盤に対する意欲が高い今のうちにやってみようかな。